密な連携で、より良い設計を追求

前職では、自動車の生産技術に携わり、工場の設備や工具の3Dモデリング化、使用する工具の設計を担当していました。これまでの経験や知識・資格を活かしながら、特に設計職として働きたいという思いがあり、転職を決意。転職活動の中でエージェントの方からイーピーイを紹介され、会社について調べるうちに興味を持ったことが入社のきっかけとなりました。

現在は、緩衝材の設計を担当し、2D・3D CADを活用して自動車部品や機械など、さまざまな製品の緩衝材を設計・試作しています。営業担当と連携しながら案件ごとに進捗を確認し、「この形状で問題ないか」「より適した方法はあるか」など、細かな調整を相談しながら進めていきます。こうした密な連携によって、お客様のニーズに沿った最適な設計を実現しています。

また、業務の中で難しい課題に直面した際も、すぐに相談できる環境があります。上司や先輩が丁寧にアドバイスをくれるので、とても心強いですね。日々の業務を通じて、互いにサポートし合いながら仕事を進めていく。そんなチームワークの良さを実感できる職場です。

未経験の領域にも挑戦し、技術の幅を広げたい

入社して1年半ほど経ちますが、特に印象に残っているのは、ロボット輸送用の緩衝材設計を担当したことです。この案件では通常のようにCADデータがなく、製品の現物だけをお借りして設計を進める必要がありました。さらに、大型の製品だったため、形状を正確に測定しながら設計する作業に苦戦した記憶があります。
通常の業務では半完成品の輸送が多いのですが、今回は珍しく「完成品」のための設計でした。難しい案件でしたが、その分やりがいも大きく、試行錯誤しながら最適な形状を導き出すプロセスが非常に面白かったです。

設計をする中で大きな達成感を感じる時は、難易度の高い案件が採用され、量産に至ったときです。苦労した分、成果が形になったときの喜びもひとしおですね。逆に採用されなかった時も悔しさをバネに次の設計案件に挑んでいます。

今後は、現在の設計業務の中で、まだ経験の少ない分野や、これまで携わったことのない高難度の設計に挑戦したいと考えています。例えば、落下試験を伴う設計や、より高い耐久性・強度が求められる設計など、これまで以上に高度な技術が求められる領域に取り組み、技術力を磨いていきたいと思います。

ものづくりを支える設計の面白さ

「諦めずに挑戦できる」「物事を突き詰めるのが好き」 という方は、この仕事に向いていると思いますね。
緩衝材の設計では、製品を保護するために細かい調整が欠かせません。設計を進めていても、お客様の要望で「仕様を変更したい」となり、やり直しが必要になることもあります。そうした変更に柔軟に対応しながら、根気強く試行錯誤を重ねていくことが、この仕事では特に重要だと感じています。

また、「ものづくりが好き」という気持ちがある方なら、特に楽しめる仕事だと思います。設計だけでなく、自分の手を動かして試作を行う機会も多く、実際に形にしながら調整を重ねるプロセスには、やりがいと面白さがあります。試行錯誤しながらより良い設計を追求する。その過程を楽しめる方と一緒に働けたら嬉しいですね。

もし、イーピーイの仕事に興味を持ったら、ぜひ身近な緩衝材に注目してみてください。何かを購入したときに、商品を守るために使われている緩衝材。普段はあまり気にすることのない存在かもしれませんが、よく見てみると、そこには設計の工夫や意図が詰まっています。ものづくりの現場で、その面白さを実感しながら挑戦できる環境がここにはあります。新しい仲間として、一緒に働ける日を楽しみにしています。